2018年1月23日火曜日

互いに幸せ マッサージのススメ


この家の子になった時から、おいらは毎日父ちゃんと母ちゃんに全身をくちゅくちゅ触られる。
初めは、なんだ?なんだ?なんだぁー!?


って思ったんだけど、慣れるとこれが案外気持ちいい。

まず上から下まで手でスキャンするように揉み上げられて、父ちゃんと母ちゃんはおいらの体に変なできものができていたり、触って痛がるようなところがないか探すんだ。
変態だろ?こいつら。

GSの80%が罹患する可能性があると言われている股関節形成不全を母ちゃんはすごく心配していて、後ろ足が硬くなっているとお尻から腿にかけて揉みほぐされる。
自分の足で歩けない人生は犬だって辛いからな。

犬にマッサージすると、犬にはもちろん、人にもいいことがいっぱいあるって知ってるか?


まあ、こんな感じだ。

1. ケガや病気の早期発見ができる。



マッサージしていると、いつもは嫌がらない部位なのに、急に嫌がることがある。
そういうところはよく観察してね。外部が痛ければ隠れた怪我が見つかるかもしれないし、内部に問題がありそうな嫌がり方だと炎症や病気があるかもしれない。
しこりを見つけた時には、すぐに病院に連れて行ってくれよ。
おいらも去年しこりが見つかって細胞診してもらったんだ。

  → おいらは元気だぜ!

2. 犬の平熱を知ることができる。



おいらたち犬の平熱は大体38~39℃。人間より2℃くらい高い。
毎日体温計を肛門に入れて体温チェックするのは大変だから、人間の手に伝わる温かさでおおよそのチェックができる。
犬の体温も個体差があるし、毛の長さや密度、生え方で、手に伝わる温度も違ってくる。普段から犬の体を触っていると、愛犬の平熱を手のひらが覚えてくれるんだ。
いつもと違っておかしいなと思ったら、体温計で測ってみてくれ。
39.5℃を超えていたら、体に異常があるってことだから、すぐに病院に連れて行ってくれよ。
低い場合は身体の基礎代謝が悪くなっているってことだから、運動させたり、薄めて温めた牛乳を飲ませたり、服を着せてくれないか。
年を取ってきたり、慢性運動不足になると、おいらたちも体温が低下してくるんだ。

3. 血行がよくなる。



血行が良くなれば、睡眠の質が良くなって、内分泌も整い、細胞レベルから元気に生活できるっていうのは人も犬も同じ。
人間はお風呂に入って血行を良くするけど、おいらたちは毎日お風呂には入らないだろ?
だから、マッサージで血行を良くすることが必要なんだ。

4. マッサージは穏やかなマウンティング行為でもある。



おいらたちは優しくマッサージしてくれる飼い主をボスと認識して従順になってくる。
しつけがしやすくなるんだ。
マッサージ中は名前を呼んでおいらたちの顔を見てね。
おいらたちがうっとりした顔をしてたら、エンドルフィンという幸福ホルモンが放出されてるんだ。そんなおいらたちの様子を見ている飼い主の顔が緩んで微笑んでいたら、飼い主の脳にもエンドルフィンが放出されてるんだよ。
どっちも幸せになるよな。
更に犬が感謝の気持ちを込めてアイコンタクトを求めてきたら、チャンスだ!
優しく応じてやってくれよ。この時、犬と人の両方の脳からオキシトシンという愛情ホルモンが放出されているんだ。
こんな母ちゃんのことさえ、うっかり「大好きだ!」って思っちゃう。
このオキシトシンが犬と人の絆を強くしてくれるんだ。

な、マッサージしてみたくなったろ?
明日は具体的なマッサージの仕方を一緒に考えような。





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